みのり台駅前歯科 |
《歯科用CT&3Dプリンター 各種X線撮影装置》今まで見えなかったものが見えるようになりました。パノラマ、矯正のセファロ、PAいろいろ撮れます。正確な診断、安全な治療には必要不可欠です。 《マイクロスコープ》精密な治療には欠かせません。 《CO2レーザー、半導体レーザー》 歯肉整形、切開、疼痛緩和、メラニン除去、口内炎緩和・・・用途は盛り沢山です。 《ドイツ製ダイアグノペン 虫歯検知器》 目に見えない歯の奥にできている虫歯をレーザー光線で探し出します。 《電気的歯髄診断器》 歯髄(神経)の生死を診断するには欠かせない機器です。 《KaVo社製 歯科ユニット》 ドイツKaVo社製のフラッグシップのE80 歯を削る際、適切な注水を行わないと、温度上昇により歯髄は失活してしまいます。 KaVoの歯科ユニットでは注水量は80cm3/min. ほとんど温度上昇がありません。 一方、日本製の某歯科ユニットで計測すると、 35cm3/min.でした。 これですと10℃ぐらいの温度上昇が見られる場合があります。 既に神経を抜いた歯を削るのは問題ないですが、 神経のある生活歯を削るには水量が足りないと言わざるを得ません。 歯髄内の温度を10℃上げてしまうと、 60%は壊死(失活)してしまいます! KaVoの歯科ユニットは歯髄(神経)へのダメージを最小限にしてくれる 歯に優しい歯科ユニット&ハンドピースです。 数年前、ハンドピースが何かと話題となりました。 歯を削る時に使用するあのドリルです。 当院では一般の方が連想するあの「キーン」いう音がする 「タービン」と言われるハンドピースは滅多に使用しません。 理由はうるさい上に回転数が早いので、歯を削り過ぎてしまったり、 過熱で歯にダメージを与えかねないからです。 その代わりに開業当初から5倍速のコントラを使用しています。 そのメリットは トルクが有り、軸ブレが少ない。 静音性で患者さんのストレスが軽減される。 とても衛生的で、歯に優しい等々・・・ 変な風にとられると困るのですが、 当院では患者さんに使用するこれらのハンドピースは 世界最高峰のドイツ製のKAVO、シロナのものだけしか使用しません。 国産のものに比べ注水量(これはすごく大事!)や軸ブレが全然違います。 歯髄(神経)を残すことが前提の造りになっているので、 歯に対して優しいのです。 大切な患者さんに使用するものですから、 kavo社のフラッグシップの診療台(E80)で、最高のハンドピースで大切な歯を 削らせて頂いております。 また、深部の虫歯を取ったり、根管形成する時には kavo社のソニックフレックスというエアスケーラーを使用しています。 いわゆる「振動切削」を積極的に行い、患歯への負担、出血の軽減、患者さんに対する ストレスを軽減する努力をしております。 そのハンドピース類が下の写真のようにゴロゴロと たくさん有ります。 当院では1日に診させていただく患者さんは10人もおりませんので、 患者さんごとにハンドピースを交換するのは当たり前で、切削する器具を予め いくつものハンドピースに装着しておく場合も有ります。 |
2019年より新たな機材(レーザー)を使用しています。 a-PDT(antimicrobial PhotoDynamic Therapy)は、光学力学療法と呼ばれる 薬を使わない「光(無熱レーザー)」による急速殺菌システムです。 <光線力学療法の定義> 生体内に光感受性物質を注入し、標的となる生体組織に ある波長の光を照射して光感受性物質から活性酸素を生じ、 これによってガンや病巣を治療する。 <適応症> ・根管治療 ・歯肉炎・歯周炎(組織破壊が局所に限局している方) ・インプラント周囲炎 ・ヘルペス ・口内炎 ・カンジダ症 ーバクテリア、ウイルス、真菌などに有効ー <禁忌症>・・・処置を行えない方 ・無カタラーゼ症の方 ・光線過敏症のある方 <a-PDT治療の特徴> ・薬を一切使用しない ・耐性菌が発生しない ・副作用が起こりにくい ・全く痛みを伴わない ・手軽に何回でも処置できる ・温度が上がらない(→痛くない、熱くない、しみない) <a-PDT治療の原理> 光感受性物質が細菌の細胞膜に取り込まれ、 赤い光が当たると細菌の細胞膜だけに作用して破壊します。 因みに、アルコールやオキシドール、イソジンなどは盲目的殺菌なので、 善玉菌も悪玉菌も殺してしまい、人間の正常細胞も殺してしまいます。 また、殺菌に加え、炎症によるタンパク分解酵素を阻害する作用があります。 (イソジンやペリオフィールにはタンパク分解酵素の抑制作用はありません) 急性炎症の時には有効です(痛くないのに腫れがひいてきます)。 歯周病の治療への臨床応用において、 歯周基本治療の基本は、あくまで歯肉縁上のプラークコントロールと 超音波スケーラーやハンドキュレットによる歯肉縁下のデブライドメントの機械的清掃であり、 a-PDT(歯根面の殺菌)は補助的治療法です。 注)侵襲性歯周炎は特異的歯周病原生細菌に感染しているので、歯磨きやスケーリングでは絶対に治りません。 根管治療においては、難治性根尖性歯周炎の病因菌の一つのE.faecalisに対し、 高い殺菌効果が得られるという報告もあります。 写真は当院で根管治療時に応用しているものです。 こちらは歯周病の急性発作のケースです。平成最後の新年早々お気の毒です。 歯周病で歯肉が真っ赤に腫れ(青の矢印)、じわりと排膿しています。 歯周ポケットはそっと計測して、8mmはありました。 歯周ポケット内に光感受性物質(メチレンブルー)を注入します(黒の矢印)。 歯肉が腫れて痛いのに、従来のように排膿させるためにメスで切開をしてしまえば 痛みを伴い、とても辛いです。 そこで、上の写真の様な特定の波長の赤い光(レーザー)を当てます。 数日後、ご来院頂き、歯肉の状態を拝見させて頂きましたが、 歯肉の腫脹はだいぶ落ち着き、歯周ポケットを計測すると、4mmまで 改善されました。 今後もメンテナンスの際、ポケットの深いところにだけ照射し、殺菌する予定です。 |
<世界最速のホワイトニング> 半導体レーザー「epic」を2020年に導入しました。 半導体レーザーを使用したホワイトニングではわずか30秒と短時間の照射で終了するため、歯の表面にダメージを与えずにホワイトニングをすることが可能となります。 また、レーザーの光は浸透する力を持っているため、通常の方法では届かない歯の内部まで自然な白さにできます。 実際の臨床的には、ホワイトニングする上下の第一小臼歯から第一小臼歯または犬歯から犬歯を4ブロックに分けて照射致しますので、30秒×4ブロックで、2分間の照射。 それを2サイクル行いますので、2分×2サイクルで、合計4分間の照射になります。 <テレビで話題となったホワイトニング> 当院でも開業以来、ホワイトニングを行なってまいりました。 LED+ハロゲン光で10分照射を3回行いました(計30分)を当日と1週間後に。 効果はしっかりと出ましたが、時々「歯がしみる」という症状を訴える患者さんがいらっしゃいました。勿論、事前に説明はしていましたが、それでも歯へのダメージは最小限にしたいと思っておりました。 当院の半導体レーザーを用いたホワイトニングは、高濃度45%過酸化水素ベースの薬剤を使用します。これだけ聞くと高濃度でしみそう、エナメル質へのダメージが心配と思う方もいらっしゃると思います。 しかし、レーザーを使用し、短時間の照射なのでまずしみません。エナメル質へのダメージも少ないのです。たった4分ですし、1本の歯に照射する時間は2サイクルで1分程度です。 しっかり歯肉をガードし、ジェル状の薬剤を歯面に塗布します。 確実に白くなります。 ただ、やはり患者さんに使用するにあたって、 本当に白くなるのか?しみたり、痛んだりしないのか? これは実際に体験してみないとわかりませんので、先日私が体験してみました。 (汚い口元でごめんなさい) 私は少し前にホワイトニングしたので、それほど変化はないだろうと思っていました。 それでも下の写真のように少し明るくなりました(スマホでの自撮りです)。 歯のしみ、痛みに関しては覚悟はしてましたが、全くしみませんでした。 強いて言えば何分間か口を開いているので、口の中が乾きました。 今までは30分以上口の中を乾いた状態にしていたんだと思うと、患者様に申し訳ない気持ちになりました。 ※どのぐらいまで明るくなるかは個人差があります <施術の流れ> 1、最初の色調を写真撮影により記録致します。 2、ホワイトニングの説明、同意書にサインを頂き、注意事項も説明させて頂きます。 3、歯面清掃(KAVO PROPHYflex4にて)を行います(20〜30分) (※歯石が多量に付着している場合は同日にホワイトニングを行えない場合があります) 4、リトラクター装着後、歯肉保護剤で歯肉をカバーします。 5、薬剤を歯面に塗布し、馴染ませたのちレーザーを照射します(およそ4分間)。 6、念のため、フッ素含有のしみ止めをを塗布します。 7、術後の写真撮影を行います。 <注意点等> 1、ホワイトニング治療は個人によりその効果が異なりますので、全ての方が必ずしも現在の状態から改善されるという保証はありません。変色の原因によっては色調の改善が見込めないこともあります。しかし、多くの場合、シェードガイドを基準として、3〜4段階明るさが増します。 2、ホームホワイトニングは、その効果が約1週間で現れてきますが、あまり効果が見られないようであれば、薬剤の変更や、ホワイトニング期間の延長が必要になります。この場合、歯の色がチョーク様のマットな白さになることがあります。 3、ホワイトニングの効果の持続時間は、変色の原因及び生活習慣によって変わってきますが、4〜6カ月に一度のホワイトニングによってその白さを保つことができます。 4、ホワイトニングにより、知覚過敏、歯肉の灼熱感、粘膜の潰瘍、歯の痛み等が生じることが稀にあります。これらの大部分は一時的なもので、通常数日で治癒します。 5、ホワイトニングは健全なエナメル質が対象です。エナメル質が損傷を受けている場合や既に知覚過敏の傾向がある場合、ホワイトニングを行うことで更に症状が悪化することがあります。その場合はホワイトニングを中断することがあります。 6、妊娠する可能性が高い方、あるいは妊娠中・授乳中の方にはホワイトニングは適応ではありません。時期をずらして行うことをお勧めします。 7、ホワイトニングを行うと、歯の表面に点状に白い部分が現れることがあります。これは歯に元々あるものがホワイトニングにより強調されたものです。数週間から数ヶ月経つと周りに馴染んできますが、それでも気になる場合は、歯を削って白い詰め物をするなどの処置が必要となります。 8、通常、ホワイトニングにより、神経のある歯の色調は明るく変化します。しかし、充填物(詰め物)、補綴物(被せ物)の色調は変化せず、神経のない歯も変化は小さくなります。そのため、これらの処置をやり直す必要が出てきます。また、神経のない歯のホワイトニングでは、歯の内側(神経の入っていたスペース)へ薬剤を入れ、内側から白くするという方法もあります。 9、ホワイトニング後、歯の表面を覆っている被膜(ペリクル)は、ホワイトニングで除去されます。しかし、12時間〜24時間かけて再生されます。再生するまでは色の濃い食べ物、飲み物は控えてください。 10、オフィスホワイトニング後、24時間は禁煙して下さい。 ホームホワイトニングについては後日、追加します。 |