千葉県松戸市 みのり台駅前歯科 自由診療歯科医院 精密根管治療 補綴治療 義歯 インプラント 矯正治療 レーザー治療

みのり台駅前歯科

日本歯内療法学会専門医(根管治療)自由診療

精密根管治療

いつまでも自分の歯で!!
抜かないで治すには根管治療が必要。何度も根の治療を繰り返したくない。
疲れた時に歯が痛くなる
歯磨きをしているのに、歯茎が腫れる。
このような方には精密根管治療がお勧めです。

金額 ¥88,000から


<初診時> 60分 (健康保険可)

簡単にお口の中を拝見し、パノラマX線写真、口腔内写真を撮影します。

必要であれば、応急処置、投薬を行います。また、今までの治療の経緯やお困りのことなど

お話をお聞かせ下さい。


当院の根管治療に関する説明後に、治療を御希望であればCT撮影(22,000円)を行います。



<2回目> 90分 (自由診療になります)

いよいよ根管治療の開始です。




《当院の行う精密根管治療とは?》


当院では最先端の機器は揃えておりますが、最先端のテクニックばかりではありません。

基本に忠実に豊富な臨床事例、歴史・実績のある方法を取り入れています。



まず、歯冠部の軟化した感染歯質を徹底的に取り除きます。

(麻酔しているので痛くありません。)



次にラバーダム防湿(唾液中の細菌が入らないようにするため、また消毒の薬液がお口の中に入らないようにするためにゴムの仕切り)をします。



日本人の歯牙の特徴を考慮した根管形成を行い、その後ニッケルチタンファイルで根管内の規格形成を行います。(Voltex blue, TFファイル)



歯科用実体顕微鏡(マイクロスコープ)下で根管の清掃を行います。



根管治療の際、CTを撮影して治療を進めます。



顕微鏡下で、根管内の細菌や汚染物質(感染源)を徹底的に取り除きます。



根管内壁を超音波チップで滑沢に仕上げます。



根管内に薬液や水流を使用し、徹底的に超音波洗浄します。




ヨードヨード亜鉛溶液を使用し、器具の届かない機械的・化学的清掃が不可能な根管側枝、根尖分岐や象牙細管内に金属イオンを電荷によって送り込み殺菌、封鎖を図るためにイオン導入を行います(象牙質全体消毒)。



垂直加圧法(シーラーは使用しません)で根管充填を行います。


当院では特に高度な治療は行っておらず、あくまで世界標準の治療です。

根管治療は細菌との戦いです。ひとつひとつのステップを丁寧に行うことの積み重ねで、優れた結果が出せるように思います。


根管治療は裁判所の見解では

「歯の存亡にかかる重要な処置」とされています。上の写真のように根管内に過不足なく根管充填材(歯の中央に白く写っているもの)を入れます。これが根の先端(生理学的根尖孔から2mm以内に達していないと、注意義務違反(医療水準に達していない)と判断され、「過失」となります。ここでうまくいかないと、再治療の繰り返し⇒抜歯という道を辿ります。


裁判所では、レントゲンでしか成否の判断ができません(客観的な証拠)。

しかし、大切なのは根管充填材を先端まで過不足なく入れることではなく、

根管内の感染源である細菌を徹底的に除去することです。我々が行っていることは、患者さんを苦しめた病気の原因を取り去ること、つまり病気を治すことです。




※お口を少し長い時間開けた状態にしておきますので、顎関節症の方やお口が開けられない方は治療できません。申し訳ございません。


※確認のレントゲン写真を何枚か撮ります。もちろんデジタルのポータブルですので、被ばく量は最小にしてあります。一般の歯科医院の1/10以下の被ばく量ですが、被ばくを気にされる方にはこの治療は不向きかと思われます。


※ラテックスアレルギーの方はお申し出下さい。


※この治療法は毎回軽めの麻酔をしますので、痛みはありません。しかし、根充材(根管内に詰める薬)を根尖ピッタリに入れたいと思っていますので、根尖部にお薬が到達したときに少しだけ感じます。これも怖くて嫌だと思われる方はお申し出下さい。しっかり麻酔させていただきます。



根管治療とは

歯の内部に侵入した感染源を取り除き、細菌の影響で生じた歯の周囲の炎症
を治癒させ、再び使用できるように歯を再生させる治療です。

根管治療が必要な歯には、虫歯や過去に行った治療で細菌が侵入しています。
そのままの状態にしておくと、細菌が増殖し、体調が悪く免疫力が下がった時に猛烈な耐え難い痛みが出たり、歯の周りのあごの骨を溶かします。

そして、大切な歯を抜かなくてはならなくなります。

歯根の先に炎症があったとしても、慢性に経過している病変は症状を現さないので、気づかないことが多いです。

炎症の原因があったとしても、体の中の免疫機構が働き、白血球が細菌や毒素を食べてくれているので、細菌が増殖するのを防いでくれています。その戦ってくれた白血球の死骸が膿なのです。

この膿は、歯の周囲の顎の骨や歯を静かに溶かします。
しかし、体調はいつも一定とは限りません。様々な因子により良かったり、悪かったりを繰り返します。

悪くなった時、細菌の増殖を食い止めることができなくなります。そして
膿が静かに骨を溶かしながら増え続ける速度より速く膿が産生され続け、行き場の無くなった膿は、歯を浮かせ、骨の中で次第に圧力を増し、耐え難い鼓動を伴う痛みを発現させます。

このように今は大丈夫であっても、いずれ痛みが出てくることになります。
痛みのあるときの治療行為は、かえって症状を悪化させる場合もありますし、麻酔も痛い上に、効きづらくなります。

早期発見、早期治療で、しっかり炎症を起こした原因を取り除き、
親からもらった財産である大切な歯をなるべく多く残しましょう。

患者さんの立場にたってみると....

従来の保険適用範囲内の根管治療で、僕自身、一度根っこの再治療を受けました。

治療を受ける患者さんの立場に立ってみると、「早く治療が終わらないかな」
「今日は痛くないといいな」「何のためにこの治療をやっているんだろう?」ということを頭の中で思い巡らせながら、治療を受けていたのを覚えています。

僕はろくな説明を受けずに治療を受け、主治医を信じ、まな板の上の鯉になっていました。
しかし、10年以上経ってから再治療することになりました。

その再治療の「煩わしさ」、果たして歯を残せるのだろうかという「不安」。部活の時間が勿体ないなあ、何で再治療を受けなければいけないんだろうという「不満」がありました。

そして今、歯内療法(根っこ)の治療を勉強する機会に恵まれ、世界標準のスタンダードな治療を知ると、どうやら厚労省の定める保険制度が足かせになっているようで、日本は信じがたいほど他国と比べ、厚労省が介入し、治療に有用な器具、機材を薬事の関係で使用できなかったり、多様な患者の実情を無視して決めたルールで、我々をがんじがらめにして、治療の選択肢を制限したり、安全性を損ねたりするなど、結果、患者の不利益を招いている現実があります。

日本では、厚労省が認めた限られた治療法しか選択の余地がありません。

自分が海外の学会などで感じた、日進月歩の発展を続ける世界の歯科医療の中で、日本は確実に取り残され、根の治療においては相対的に後進国に成り下がり、アメリカなどと比較しても20年以上日本は遅れています。

現場を知らないお役人さんが医療費抑制政策の下に、本来、とても重要である、家で言えば基礎の部分を蔑ろにしてしまった結果、患者さんにとってとても辛い再治療を受ける結果に至っている。再治療を続ければ医療費は膨らむのですが…

患者さんにとっては、医療費よりも、本質的に重要なのは再治療をする可能性の低い、しっかりとした治療を行ってもらえることなんです。


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